HiHi Jetsと7ORDERと受験

これは私が1浪して国立の医学部医学科に合格するまでの受験生として過ごした2年間の気持ち。自己満。いつか振り返った時、あの頃頑張っていたなと思うための備忘録。

 

 

 

 

 

大学受験は私の人生の中で1番大きな挫折だった。1番というよりも初めての方が正しいかもしれない。今までだって思うようにいかないことはたくさんあったけれど、ここまで自分のことを嫌になったことも未来が見えなくなったこともなかったように思う。

 

今は医学部医学科に合格するには東大京大に合格するのと同じくらいの学力が必要と言われている。それは地方大学であっても。確かに大体どこの大学でも偏差値65は必要だ。それでも自分はなんやかんやで受かると思っていた。中学受験で第一志望だった学校に合格した時からもう将来は安泰だと漠然と思っていた。私が通っていたのは関西の有名な私立女子校で、先輩方がたくさん東大京大医学部に進学していたから、自分だってその一員になれるもんだと信じていた。だから現役の時センターで思うように解けなくて、泣きながら自己採点をしたあの日私は初めて現実を見た。現実を突きつけられて、そんなに世の中甘くないんだと言われてるように感じて、でもその現実が受け入れられなくて、また受け入れられない自分が嫌になった。今まで根拠のない自信でなんとかしてきたけれど、あの日自分への自信が全部なくなった。

 

夢を追う。

 

そのことがどれだけ大変なのかをその日初めてちゃんと知った。なんとかなると思ってずっと過ごしてきたけれどなんともならなかった。浪人してから、特に春から夏にかけてあまりにも未来に希望を感じなくて、毎日が暗闇に感じていた。励まされても自棄になって、『明けない夜はない』という言葉がすごく嫌に感じたこともあった。

 

あの頃ぼろぼろで前を向けなかった私を照らしてくれたのはHiHi Jets7ORDERだった。ここまで頑張れば動画が更新される、テレビで姿が見れる、パフォーマンス映像が見れる。それが心の支えになった。それまでただ楽しいからみていたものが、こんなにも支えになるのだと初めて知った。友達が1人もいない地元じゃないところで予備校に通う日々があまりにしんどくて。全て投げ出して友達に会いに行こうとしたことだって何回もあったけれど、投げ出さずに最後まで夢を追えたのはこの2組のおかげだなと思う。

 

夢を追うこと、夢を口に出すことは簡単なことじゃない。時に笑われることもあるだろうし、もし叶わなかったらということも考える。でも5人と7人は夢を追っている。夢を追うことが簡単じゃないと分かった上で夢を追ってる。多分こういうところがHiHi Jets 7ORDERに惹かれたところなんだろうなと思う。

 

HiHi Jets“伝説になる”ということを掲げ続けてくれることにたくさん勇気をもらった。馬鹿にされることも無理だと言われることもあるだろうに、それでも言い続ける彼らの姿に自分も叶うかわからないけれど夢を追っていていいんだと思わせてもらえた。私が5人を好きになってからの3年間でも本当に色々なことがあった。決していいことばかりではなかったし、応援する中でたくさん泣いた。でもこの3年間の中でたくさん幸せにしてもらった。志望学部を変えようか考えた時、もう少しだけ自分の夢を信じてみようと思えた。自分の決断に自信が持てなくなった時はいつも瑞稀くんの言葉を思い出してきた。

“今があるのは運命じゃない。自分で道を選んだ結果”

この言葉を思い出して、昔を少しだけ振り返ってまた前を向こうとしてきた。結果論かもしれないけれど、夢を諦めない決断をしたことも、最後まで自分を信じたことを今はよかったと思えるのも5人のおかげだ。

5人に出会えなかったら、受験期5人に支えられなかったら、きっと今の進路を選んでいないから。

 

長年いた大手の事務所を離れる決断をして自分たちの足でまた1歩を踏み出した7ORDERに、浪人してもう1度夢を追う自分を重ねていたのだと思う。最近は浪人する人は少なくて、浪人なんてありえないと言われたこともあった。同級生が遊んでいる写真を見て、私は何をしているんだろうと思ったことだってたくさんあった。励まされても浪人したことない人に私の気持ちが分かるわけないと怒ったこともあった。浪人なんかしなければ良かったと思った日の方がこの1年多かった。そんな私をこの言葉が助けてくれた。

"夢って最高だろ”

謙ちゃんのこの言葉が私はなによりも救いだった7ORDERになる前の7人に興味を持ったきっかけもこの言葉だった。親友が顕嵐のことが好きで元々知っていたけれど、2018年の9月にみた横アリの動画でこの言葉を聞いた時、私はこの人たちに着いていきたいと思った。

あれから2年半の間、夢を追う自分を何より肯定してくれたのがこの言葉で7人だった。一度立ち止まっても夢に向かってもう一度頑張ることが出来るんだと教えてくれた。

 

 

 

 

 

最後に。

 

私はたくさんの人に支えられてやりたいことをやらせてもらったから。どんな結果であれここまで頑張ったと思える時間を過ごせたから。自分の意思で進みたい道を選ばせてもらったから。

 

だから、これから先も、5人と7人がそれぞれやりたいと思えることをやれる世界になるように私はずっと願う。何が起こるかなんてわからないけれど、未来が少しでも明るくなるように。この2年間もらったたくさんの感謝を込めて。